YouTubeでの「切り抜きチャンネル」は現在いたるところで目にします。代表的な切り抜きとして、ひろゆき、レぺゼン地球、岡田斗司夫などが挙げられます。
主にライブでの発言を切り抜いて、数分の動画にまとめているのが切り抜き動画です。では実際なぜ切り抜きをするのか、収益化できるのかなどを考えながら将来性についても触れていきます!
切り抜き動画の特徴
動画ができる流れ
主に切り抜き動画は有名人やインフルエンサーの「ライブ配信」から数分を抜粋して作られます。ライブ配信の媒体は人によって様々です。ひろゆきさんの場合はYouTubeライブ、レぺゼン地球のDJふぉいはTwitchから切り抜かれることが多いです。
抜粋された動画は字幕やカット編集などをして見やすいように作られるのが一般的です。また、同じような話題を話している部分をつなげて10分ほどの動画にすることも多いです。
実は配信者とWin-Winの関係
切り抜き動画は切り抜きする本人ばかりが再生数をとって本人には全くメリットがないのでは?と思うかもしれません。しかし切り抜き動画を見られることで知名度を広げることも可能であり、実は収益のいくらかを配信者本人は受け取ることもできます。
そのため切り抜き動画は配信者にとっても知名度アップにつながるし、切り抜き氏達はそれの応じた収益を得ることができるのでWin-Winな関係であります。
収益は発生するのか
切り抜き動画の収益に関しては条件によって収益化できるかが分かれます。この時、チャンネル自体の収益化は通っているとします。(チャンネル登録者数1,000人、総再生時間4,000時間)
収益化は、切り抜かれる本人からの切り抜きの許可が出ていれば収益化できます。ひろゆきさんなどは自分のライブ動画を無許可での切り抜きを公言しています。しかしながら、メンタリストDaigoさんなどは許可なしでの切り抜きを禁止にしています。
切り抜きの許可をもらうには、Twitter等のSNSで切り抜きを作ってくれる方を募る場合に許可をもらうのが多いです。このタイミングで切り抜きの申請をするのが一般的です。もちろん何人か希望者はいるはずなので、多くの人に見てもらえるような動画編集スキルを持って本人にアピールできると採用されやすいでしょう。
切り抜き動画の今後
切り抜き動画はYouTube上において恐ろしい数が作られています。一つひろゆきの切り抜き動画を見るだけで関連動画は切り抜きで埋め尽くされ、おすすめに毎回のように出てくるようになります。
現在は 人気配信者が出る → 切り抜き動画が出る というお決まりの流れになってしまい、今から切り抜きチャンネルを作ろうと思うと新規の配信者を探す必要があります。ただ、長い配信動画を一から見ようという人はあまりいないため、重要な部分を切り抜いてくれる動画は今後も需要は大いにあります。
再利用されたコンテンツとみなされる?

YouTube(Google)は再利用されているコンテンツを嫌い、収益が発生しません。再利用されたコンテンツとはその名の通りほぼ同じ内容の動画を作ることを指します。
そういった意味では、切り抜き動画も再利用されたコンテンツとしてみなされないのか?と疑問を持つと思います。実際は、字幕やイラストを編集で付け加えることで再利用されたコンテンツとみなされないようです。
ですが!これはあくまで現在の状況ではセーフであり、YouTubeは再利用されたコンテンツの取り締まりが年々厳しくなっているとの声もあるためずっと生き残れるかといわれると微妙なところです。
まとめ
YouTubeにおける切り抜き動画は当分続くことが予想できます。これから切り抜きを始めようとする人も、新規の配信者やTwitchなどの比較的人の来ない配信媒体から切り抜くことで参入は全然できるでしょう。
配信者のSNSを頻繁にチェックし、切り抜き許可は出るか等の確認も大事になってくるでしょう。何よりも多くの人に見てもらえるような動画編集技術を身に着けることが一番大事だと考えています。これから切り抜き動画をする方は是非参考にしてください。
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